子育て

【完全版】赤ちゃん連れで飛行機に乗る際のポイント

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我が家は子供が2歳になるまでに数十回飛行機に乗せてきました。

生後2ヶ月で最初に乗せた時は流石に緊張しましたが、一度乗せてしまった後は問題ないと割り切ることができて、その後旅行積極的に行ってます。

今回は、そういった経験から、子連れで飛行機に乗るに当たって有益だと思う情報・注意点を網羅的に紹介したいと思います!

この記事は2歳までのお子さん連れをイメージしながら書いています。

 

事前準備

座席指定しよう

ネットなどでチケットを購入する際、最後に座席指定をするかどうか聞かれますが、赤ちゃん連れで飛行機乗る際には席選びは一つのポイントになります。航空会社によっては席を指定するのに追加料金かかることがありますが、個人的にはその価値はあると思っています。

座席指定ができる場合には、以下がおすすめです。

バシネット席

バシネット席はこんな感じの簡易ベッド


赤ちゃん連れだと、航空会社ごとに定められた一定体重以下の赤ちゃんはバシネット(簡易ベビーベッド)に寝かせることができます。バシネットで寝てくれるのであれば親はとても楽なのでおすすめです。

娘の場合、小さい頃は良かったのですが、寝返りを打ってハイハイするようになって以降は、落ち着いてバシネットで寝れなくなって脱走を図るようになりました・・・

バシネットが利用できる席は機内でも限られているので、早めに座席指定して押さえておくことをおすすめします。

エコノミークラスでは、大体ビジネスクラスや機内中央部にあるトイレのすぐ後ろの席になります。大人の立場では足がのばせるので結構人気の席です。

ビジネスクラスにもバシネット対応している席がありますのでご安心ください。

バシネット席を使わない場合

何かしらの理由でバシネット席を取らない/取れない場合には、以下がおすすめです。

2人分の席をとる場合には、通路席から2

3人分の席をとる場合には、窓側席から3席連続(そうすると1席が通路席)

4人分の席をとる場合には、窓側席から3席連続+通路挟んだ反対側にもう1

通路席をとっておくことでトイレへの移動がしやすいので、家族の誰かしらが通路席をとっておくことをおすすめします。

また、長距離フライトではフライトットを使うと、子供が機内でベッドのように寝ることができるのでおすすめです。これを利用する時には、窓側の席に子供を座らせると、子供が起きている時には外を眺めることができ、寝ている間は少なくとも片側を飛行機の壁がおさせてくれるので安全性も高まります。

バシネット席がよく設けられている席(ビジネスクラスやギャレー/トイレのあるところのすぐ後ろ)は、席の間にある肘掛けが上に上がらないことがあります。子連れの場合には肘掛けが上がる席がおすすめです。フライトットを使う場合にも最前列の席ではなくそれ以外の前に席がある方が、台が挟まれてしっかり固定されるのでおすすめです。

持ち物

オムツ

航空会社がオムツをくれることもありますが、サイズが合わなかったりする可能性あるので、自分たちのオムツを持ち込むことがおすすめです。

ミルク

フライト時間などによって色々な対応があります。

母乳の場合

授乳服やケープを持参しておきましょう。また授乳の為にも、窓側の席を含む形で座席指定しておくと良いと思います。

ミルクの場合

粉・キューブのミルクを使う場合には、機内でお湯やお水をもらって飲ませることになります。短距離フライトではお湯をもらう余裕がないかもしれないので、水筒にお湯を入れていくなどの対応をしておくと安心です。

粉ミルクの場合には、以下の小分けバッグは必需品です!旅行中ずっと活躍するので非常におすすめです。

また機内で哺乳瓶を洗うのも難しいので、以下を活用することで衛生面での心配がなくなります。こちらも旅行全体を通じて必需品でした。

粉ミルクでなくてもよければ、液体ミルクがおすすめです。特に短距離フライトだとお湯をもらうチャンスもない可能性あり、調乳する必要のない液体ミルクはとてもおすすめです。

私たちは、明治のほほえみの缶のタイプを使っていました。Amazonなどで購入すると専用のアタッチメントがついてきて、別売りのピジョンの乳首・キャップ(以下リンク)を装着することでいつでも簡単にミルクをあげることができます。こちらのサイトでアタッチメントの使い方が紹介されています。

食事、おやつ

月齢に応じた離乳食やおやつも持ち込んだ方がいいと思います。

特に海外の航空会社だと、機内で提供されるベビーミールは脂質や砂糖が多く含まれるものが出てくることもあります。

おしゃぶり

大人も子供も、飛行機に乗ると耳抜きが必要になることがあります。赤ちゃんに耳抜きをさせるのは事実上不可能ですが、おしゃぶりをハムハムさせることで同じような効果を期待できることがあるそうです。効果を発揮するかどうか不確かですが、大きな荷物でもないので持ち込んで、離着陸前後で利用することをおすすめします。

おもちゃ、ぬいぐるみ

機内で子供の気がまぎれるようなおもちゃ等を持ち込むようにしましょう。

航空会社によっては、機内でぬいぐるみやおもちゃをくれることもあります。初めて見るものに興味津々になって助けられることもあります。

ベビーカーの取り扱い

ベビーカーは心配になるポイントの一つですが、以下の記事にまとめましたのでご参考まで。

飛行機に乗る際のベビーカーの取り扱い(預け入れ&持ち込み)小さい子供がいると、飛行機に乗っての旅行はなかなか勇気がいるものです。 ですが、子供が理由で旅行を諦めてしまうのは私はもったいないと思...

空港到着前後、飛行機に乗るまで

時間に余裕持って行動

赤ちゃん連れで動くと、予測不能な事態に遭遇することもあります。時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

空港内で優先レーンあれば積極的に利用しよう

空港によっては、チェックインカウンター、持ち物検査の前やイミグレーションで、小さいお子さん連れのお客を優先的に扱ってくれるところがあります。一見見当たらなくても、係員にFast trackないか聞いてみたら、意外と優遇してくれたりするのでやってみる価値ありです。

海外の空港で通常の列に並んでると、「君たちは子連れなんだから係員に言ったら先に行けるよ」、と周りのお客さんに言われたことが複数回ありました。海外ではこれが普通のようです。

優先搭乗は遠慮なく活用しよう

多くの航空会社で、機内への案内に際して、子連れのお客さんを優先的に最初の方に搭乗させてくれる配慮をしてくれます。

その場合には、遠慮なく先に機内に入って荷物を自分たちの真上のスペースにしまっておきましょう。オムツや服、ミルクを取るためにカバンを開けることも多々あるので結構重要です。乗るのが遅くなって荷物置くスペースが遠くなってしまうとそれなりに面倒です。

私は、優先搭乗の案内がなくても、子連れだから先に言っていいかと聞くようにしています。海外では意外と聞き入れてもらえることもあります。

オムツは変えてから乗る

機内に乗り込む前に一度オムツは変えておくと気持ちの面で安心です。搭乗時間にはゲートにいられるように逆算して、いいタイミングで変えておきましょう。

睡眠サイクルを考慮

月齢や子供によって睡眠サイクルが全く異なるので一概にはなんとも言えませんが、機内で寝てくれるために何をしたらいいかを考えておくといいと思います。

たとえば私たちの場合には、夜の睡眠・昼寝の時間を調整したり、空港で飛行機に乗るまでの間に歩かせたりして体力を消耗しておく、といったことをしています。

機内で

ミルクのタイミング

月齢やフライト時間によって変わりますが、1つのおすすめは、上のおしゃぶりと同様、離着陸時にミルクをあげることで耳抜きの効果を期待できると言われています。もし調整が可能であれば検討してみてください。

大人もしっかり休む

特に長距離フライトでは、大人が機内でゆっくり休むことも重要です。飛行機に乗り込むだけで一大イベントですし、飛行機降りてからも見知らぬ海外でホテルなどに着くのはさらに一大イベントです。

子供から目を離したくない気持ちもわかりますが、ゆっくり休息をとることも非常に重要です。大人2人で乗る場合には、交代で休むなども良いかもしれません。

トイレ、おむつ替えのタイミング

特に長距離フライトに乗っていると、トイレに行きたくなっても並んでいて中々空かないことがあります。

経験上、食事のサーブが終わった後が混む傾向にあるので、そこにかぶらない時間帯、つまり離陸後の飲み物、食事のサーブが終わって落ち着いたタイミング&着陸前最後にサーブする前のタイミングで大人も子供もトイレに行っておくことをお勧めします。CAさんに相談すると、適したタイミングに関してアドバイスもらえると思います。

熱い飲み物は要注意

機内ではどうしても狭い環境で過ごすことになってしまいますし、突然乱気流で機体が揺れることもあります。テーブルに置いたコップはいつこぼれてもおかしくないので、温かい飲み物は避けておいた方が無難です

飛行機降りてから

おむつ替えやミルクなど、ゆっくり時間とって

飛行機から降りたら空港内の設備を利用することができます。できるだけ早く空港を出たい気持ちもわかりますが、まずは機内でできなかったことがあれば一通り済ませてしまいましょう。時間をかけてゆっくり対応してください

国際線の時にはイミグレの優先レーンを活用しよう

国によりますが、先述の通り子連れは優遇してくれることがあります。遠慮なく活用しましょう。係員に声かけると優遇してくれることも多いです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

色々ノウハウありますが、決して難題ではなくて、知っていれば対応できる・楽できることが多いと思います。

少しでも参考になれば幸いです!